|
|
その1 その2 その3 その4 その5 その6
【番外編】
★ ワイキキ(ハワイ)
今から20年以上前ですが、私georgeが結婚いたしまして、新婚旅行でロスへ行き、帰りにハワイで1泊か2泊だけするツアーに参加しました。
私はまだ現役サーファーだったので、ワイキキの小さな波とはいえ、波がそばにありレンタルサーフボード屋がそばにあれば、どうしても一度サーフィンしてみたいという気になってしまいました。
ビーチに新妻を残して、ほんの1時間だけワイキキで波乗りしました。
ワイキキビーチは人口の砂浜ですから、少し沖へ出ると海底は砂ではなくなります。
(岩なのか珊瑚なのか分かりませんでしたが)
パドリングのきっかけにキックテイクオフの技を使うのが習慣になっているのですが、ワイキキはめちゃくちゃ遠浅で、波も小さい(腰くらい)だったので、何度もサーフボードのおしりを海底の岩にぶつけてしまった記憶があります。
そうです。現役サーファーの誇りとして、観光客向けのロングボードではなく、ショートボードをレンタルしたんです。
普通はショートボードを借りる人などほとんど居ないはずなので、レンタルボード屋のお姉ちゃんに「サーフボードレンタルプリーズ ハウマッチフォーワンアワー?」みたいなことを日本語英語で言って、借そうとしたのがロングボードでした。
「ノーノー ノーロングボード ショートボードプリーズ」みたいなことを言うと、「あれっ?」みたいな顔をされましたが、お店の奥へ戻っていって、ツインフィンのショートボードを持ってきてくれました。
(たしかタウンアンドカントリーのマークが付いてたと思います)
さっそうと海に飛び込み、波のブレイクするポイントまでパドルアウトして、波待ちしていると、ハワイのローカル少年から「ファットタイム?」みたいなことを聞かれました。
日本とハワイでは時差が19時間ほどあるのですが、私は時計を現地時間に合わせるのが嫌だったので、自慢のセイコーダイバーウォッチは日本時間そのままにしてありまして、「オー ソーリ ディスイズジャパニーズタイム」なんてことを言った記憶があります。
現地(地元)の人とのちょっとしたコミュニケーションです。(笑)
波は腰くらいのサイズがあったのですが、いかんせん非常に遠浅で、しかも沖合で一度浅くなっていて、そこが波のブレイクポイントになっています。
そこでブレイクした波は、乗っている途中でまたうねりに戻ってしまうような感じで、乗り始めるとすぐパワーが無くなって置いてけぼりになってしまうと言う、面白みの少ないサーフィンでありました。
ロングボードだったら、途中でうねりに戻ってしまっても、そのまま岸近くまで乗ってこられるのでしょうねぇ。
今から思うと、ロングボード借りとけばもうちょっと楽しめたかな、みたいな気はします。
でも、天気は良いし、雰囲気は良いし、何しろハワイですからリゾート気分満載でサーフィンしてきました。
1時間ほどのサーフボードレンタルで、たしか$30くらい取られたような記憶があります。
当時は円ドル相場が250円前後でしたので、日本円で7500円くらい?
高かったんだか安かったんだか、よく分かりませんね。
ひょっとして、ぼったくりだったのかもしれません
それに、時間きっちりでサーフボードを返しに行きましたけど(料金は前払い)、別にそのお姉ちゃんは時刻を記録しているでもなく、ただサーフボードを受け取って無造作にその辺にポンと立てかけてお仕舞いだったので、もっと長時間借りっぱなしでもどうってことない感じでしたし、きっちりしぃの日本人の私はなんだか損した気分をちょっぴり味わいました。
だけど、新妻を異国のビーチに一人残したままで、あまり長時間サーフィンっていうのもなんですし、それで良かったんでしょうね。
新婚旅行ですから・・・
当時でも日本語が通じるところが多かったのですが、それでも今ほどでは無かったでしょう。
どんな様子になっているのか、お金に余裕ができたらもう一度くらいは行ってみたいとは思っています。
その1 その2 その3 その4 その5 その6
|