|
|
サーフボードとか サーフィングッズご紹介(古〜って言わないで) その1 |
その1 その2 その3 その4 その5
サーフィンをするにはいくつかのグッズが必要になります。
裸でサーフボードだけ持ってりゃ・・・みたいな気がしますが、実はそうでもありません。
それでは、当時必要だったグッズのご紹介です。
(なぜ現在のグッズを紹介しないのかは分かりますよね。 単純にその進化を知らないだけです)
★★サーフボード★★
ご存じサーフボードです。
サーフィンを始めた頃には、フィン(ボードの裏に付いている羽みたいなもんです)が1枚だけの、いわゆるシングルフィンというボードしかありませんでした。
フィンは前後位置を調整できるように、レールにはまった状態で取り付けられます。
(ねじで留めます)
フィンを前の方に調整すると、旋回し易く(でも不安定に)、後ろに調整すると安定性が増し(でも曲がりにくい)という感じで、ちょっとだけですが乗り味に変化を付けられるという特徴があります。
しばらくすると、真ん中にはフィンが無く、両サイドに1対のフィンを持つ通称ツインフィンというボードが出始めました。
これは、ボードの旋回性能が段違いに良く、逆に言うと、波が大きくなってスピードが出るとコントロール難しくなります。
私のサーフィンというのは、皆さんがイメージするようなハワイなんかのビッグウェーブを乗りこなすという感じでなく、大抵は小さな波しか立たないビーチでのサーフィンがほとんどですから、旋回性能が良い=小さい波でいっぱい遊べる、ということになりまして、迷わずツインフィンのサーフボードに買い換えました。
実はこれで私のサーフィンは一変したんですよね。(偉そうに言ってますが、へたっぴです 笑)
そんなことで、およそ3年間程度の短い期間だったと思いますが、世間もツインフィン全盛の時代へと突入します。
折しも、世界プロサーフィン選手権でツインフィンを駆るマーク・リチャーズっていうプロサーファーが、2〜3年続けて世界チャンプになった時代でもありました。
更に時代は進み、今度はツインフィンのボードの中央後端に更に1枚フィンを追加したトライフィンというボードが出始めました。
当時絶好調だった私と仲間は、こぞってトライフィンのボードに飛びつきました。
ツインフィンが出たときに受けた衝撃を、また期待しちゃったんですね。
結果は、、、まあまあ良い。という感じでして、シングルフィンからツインフィンへの移行のようなびっくりする程の違いは感じられませんでした。
と言っても別にガックリすることもなく、まだトライフィンのサーフボードなど、プロを除けば持っているサーファーも少ないタイミングで、私たち一行は「トライフィンに乗ってる」という優越感をそれなりに感じることはできました。
トライフィンは、ツインフィンの旋回性をある程度保ったままで、大きな波にも対応できるという万能選手のようなボードになっていたわけで、大きな波に乗ることのほとんどない私には、単にその違いを感じる機会が無かったというだけだったんですね。
(違いは他にもありますが、私にとっての違いとしてはこんなものです)
トライフィンの生みの親(だと私は思ってますが、違ったらゴメン)であるサイモン・アンダーソンという身長2m近い大男プロサーファーがいまして、そのブランド「ENERGY」のトライフィンボード(スラスターって言ってました)を、普通のボードの5割ほど高い値段でサクッと買ってしまいました。
(当時で約15万円だったと思います。 1ヶ月分の手取り収入より高かった)
既に社会人となっていたからこそ買えたんですけど。
今で言う「大人買い」でしょうか。
そのサーフボードのデッキ(フィンのない表の面のこと)には、でかでかとBと描かれてます。
今見てみると「ゼッケンかよ」って。。
そのサーフボードは、今も我が家の物置の中に眠っています。
(まあ、タカラモノみたいなもので・・・)
それから20年あまりたった現在、更にいろいろなバラエティーはあるでしょうが、主流はおそらくトライフィンですよね。
以上、主にフィンシステムに関する説明でした。
実際はボード全体の形状とか、コンケーブとか、テールの形とか、浮力とか、レールの形状とか、いろいろな要素がサーフボードにはあります。
でも、私がする程度のサーフィンでは、違いなど分かりません。
ただ、その当時と今とで大きく変わったことが一つ。
当時は、ロングボードに乗っているサーファーというのがほとんど居ませんでした。
もし当時ロングボードが今ほど一般的だったら私と仲間達が初めて「ボードに立つ」までの期間は、あっと言う間だったかもしれません。
ショートボードは最初が尋常でなく難しい・・・特に独学では。(笑)
ショートボードというのは、自分の身長程度からプラス20cm位までの長さのボードで、ロングボードはおおむね2m30cm以上のボードを呼ぶものだと思います。
と言うことで、ちょうど私たちの熱い時期が、サーフボードの発展途上の時期であったというお話でありました。
その1 その2 その3 その4 その5
|